人生に大きな影響を与えた本

バリュー投資アカデミー ブログ

 

日経マネーの2018/10号の読者だよりのテーマが「人生に大きな影響を与えた本」となっており、バフェット関連の本も紹介されました。

1位は、ロバートキヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」

多くの方が読まれたことがあったり、本の存在はどこかで聞いたことがあると思います。

内容のポイントについては、無料セミナーで紹介しておりますが、世の中の仕組みをわかりやすく説明している名著です。

 

2位は、「ピーター・リンチの株で勝つ」

この本は、塾生にもご紹介している本で、マゼンラン・ファンドの運用で知られる伝説のファンドマネージャーによる指南書です。

2001年発売された本ですが、中古でも1000円を超えるなど、現在でも通用する不変の投資の神髄がかかれた本です。とてもお勧めの本です。

 

ご参考までにアマゾンで記載されている商品説明を添付いたします。

 

 

アマゾン 商品説明

著者ピーター・リンチは、全米NO.1ファンドマネジャーとまでいわれた株式投資界の伝説の人物である。リンチはアメリカの株式市場が不況に吹き荒れていた1977年から1990年の13年間で、2000万ドルだったマゼラン・ファンドを140億ドルという驚異的なファンドに育て上げた。

本書は、そのファンドマネジャーの座を降りた直後の1989年に出版された原書『ONE UP ON WALL STREET』の邦訳である。翌年の1990年に日本でも出版されたが、2000年を期に「ミレニアム版への序章」が新たにつけ加えられて再出版された。その序章で「アマチュアの強み」が述べられていることからもわかるが、本書はリンチが個人投資家に向けて「基本的な情報と勇気を与えるため」に書いたものである。プロの投資家として成功の秘訣を余すところなく語る一方で、プロが買う株や市場の噂に惑わされず、アマチュアの優位性を遺憾なく発揮した投資法を説く。

そのなかでリンチは、「ピーター・リンチや他のプロが買っている株は無視しろ」と、ものすごいことを平気で言う。同様に「株で金儲けをするのに株式市場全体の予測をする必要はない」など、率直なアドバイスとその理由を明快に語る。また、投資の対象は、単純な事業をやっていて、退屈な名前ほどいいと言ったり、株式に成功する人を遺伝や環境のせいにする人について、「私の寝た揺りかごの上に株価ボードがあったわけではない」と言ったり、ユーモアのある話ぶりには飽きるところがない。

本書は「投資を始める前に」「有望株の探し方」「長期的視野」の全3部からなり、株の判断に役立つ数字の解説や株の分類による株動向のとらえ方、情報収集のポイント、ポートフォリオ、売買のタイミングなど、投資の基本から実践的な内容までが並ぶ。

ただ、本書はアメリカ市場に基づいているため、リンチの投資法をそのまま日本市場に当てはめて考えるわけにはいかない。しかし、本書から得られる投資の基本的な知識、考え方、心構えは普遍的なもので示唆に富んでおり、初心者だけでなく、ある程度経験を積んだ投資家にとっても得られるものは多いはずだ。