市場サイクルを見極めよ!
バリュー投資アカデミーブログ
市場サイクルを見極める!
本日は、バフェット、マンガー、ダリオ、ガーリー、ガンドラック、アイカーンら、世界的に有名な投資家が推薦する本をご紹介したいと思います。
値段が下がった際に、社債や不良債権を買ういわゆる「ディストレスト投資」で成功し、米系大手投資ファンドであるオークツリー・キャピタル・マネジメントの同創業者である、ハワードマークスの本「市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学」です。
ハワード・マーク氏で、有名な本としては、バフェットが株主総会でレコメンドした『投資で一番大切な20の教え』の著者でもあります。
この新刊で述べている点は非常に投資の心構えとして押えておいた方がよい点がございますので一部ご紹介します。
ハワード・マーク氏は、リーマン・ショックなど経済が不況に陥り、市場に悲観がまん延した時に投資の好機を見つけてきた運用家です。
コツは、資産を本質的な価値に比べて安く買い、高く売る秘訣として重要なことがあると言っています。
それは、『サイクルに注目すべき』
という点です。
日本でも有名な小説家であるマーク・トウェインの
「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」
という言葉をハワード・マーク氏はよく引用します。
経済や市場は、まったく同じ現象は起きなくても、似たようなサイクルが繰り返される。
景気、企業利益、投資家心理、信用、債券、不動産と、様々な事象のサイクルの成り立ちを細やかに分析すると、100%の未来は予測できなくとも、サイクルのどの位置にいるかをつかむことは十分可能だと。
攻めと守りの時期を判断する指針なると述べています。
前著『投資で一番大切な20の教えでは幅広いテーマを取り扱ったのに対し、今回はサイクルに焦点を絞って詳述しています。
かかれている投運用哲学は運用の神様といわれるウォーレン・バフェット氏の「バリュー投資」とも共通する点が多く、不動産投資も含めm、あらゆる資産への投資に通じる考えが学べます。
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