資産運用を行ううえで押さえておきたい3つの知識 バリュー投資アカデミーブログ

資産運用を行ううえで押さえておきたい3つの知識

運用銘柄としてふさわしい会社どうかを判断するうえで必要不可欠な3つの基礎知識を3回に分けてお伝えします。本日は、3つのうちの1つをご紹介します。

 

  1. 経営者の視点で会社を見る経営者はある特定の領域だけでなく、各部署のプロフェッショナルでなくても、常に会社全体を見渡すようにします。時間軸を意識し、過去、現在、未来の姿を考えています。
  2. 人で例えると、もし結婚前の女性なら、男性をこんな目でどこかのタイミングでは見るのではないでしょうか?
  3. 株式投資を行う上で、投資先のビジネスの理解は必要不可であり、経営者のように会社全体をみることは絶対必要です。ギャンブルではなく安定した利益を得るためには。
  4. サラリーマンの方は、部署などそれぞれの役割を分担して仕事をしているわけですが、大企業でも意外と各部署の部長クラスでも経営になると疎かったりします。会社でご活躍し、役員になって初めて経営を勉強するかたも多いと思います。ビジネス全体のことを以外と知らなかったりすると思います。
  1. 年収はどれくらいか?
  2. 現在保有している貯金、借金
  3. 日常生活での金銭感覚(浪費癖無いか、ベースの生活費がどれくらいかかるのか?)

 

実は株式運用も似たような発想を持ちます。

借入が多い会社の株を持ちたくないですし、そういう会社の株を購入しないためには、会社の成績を読む力が必要となります。

 

上記の3点を会社で例えるとこうなります。

  1. 年収はどれくらいか?⇒どれくらい儲けがあったのか利益の見方
  2. 現在保有している貯金、借金⇒保有資産と負債の見方
  3. 日常生活での金銭感覚(浪費癖無いか、ベースの生活費がどれくらいかかるのか?)⇒キャッシュフローの仕組み

世界NO1投資家バフェットの運用スタンスでもあるのですが、資産運用は、よい会社の株式を長期間保有し、本来の価値に近づく、徐々に価値が高まっていくの追い続けるのが基本です。

 

そういったよい会社を選ぶには、利益、資産、キャッシュフローの3つの仕組みを抑えておく必要があります。